チョークから建材まで、私たちの生活を支える万能素材
皆さんは「炭酸カルシウム」と聞いて、何を思い浮かべますか？もしかしたら、あまり馴染みがないと感じるかもしれません。しかし、実はこの炭酸カルシウム、私たちの日常生活や社会を支える、まさに「縁の下の力持ち」のような存在なんです。
炭酸カルシウムって、どんな素材？
炭酸カルシウムは、石灰岩や大理石の主成分であり、牡蠣の殻や卵の殻にも含まれる、地球上に豊富に存在する天然の鉱物です。白色度が高く、粉砕しやすく、そして何より比較的安価で安全性が高いという特性を持っています。そのため、さまざまな産業で幅広く利用されているんです。
こんなところに！炭酸カルシウムの主な使用例
では、具体的にどんなものに使われているのでしょうか？
- 紙製品: 私たちが毎日使うノートやコピー用紙。炭酸カルシウムは紙の白さや不透明度を高め、インクのにじみを抑えるために使われています。
- プラスチック製品: 日用品から自動車部品まで、多岐にわたるプラスチック製品。炭酸カルシウムを混ぜることで、コストを抑えつつ、強度や加工性を向上させることができます。
- 塗料: 壁や建物を彩る塗料にも欠かせません。白色顔料として色を鮮やかに見せ、塗膜の耐久性を高める役割を果たします。
- ゴム製品: タイヤやパッキンなど、ゴムの柔軟性を保ちながら強度や耐久性を向上させるために利用されます。
- 食品・医薬品: 意外かもしれませんが、カルシウム強化食品や胃薬などにも使われています。もちろん、これらは食品添加物としての厳しい基準をクリアしたものです。
- 農業: 土壌の酸度を調整したり、作物に必要なカルシウムを供給する肥料としても活躍しています。
- 建材: コンクリートやモルタル、接着剤、シーリング材など、強度や耐久性を高め、施工性を向上させる目的で、土木建築資材の基盤を支える重要な役割を担っています。
このように、炭酸カルシウムは非常に多用途で、私たちの生活のあらゆる場面でその特性を発揮しています。
弊社では炭酸カルシウムを扱っています。
多種多様な用途に対応するため、豊富な粒度バリエーションを取り揃えております！
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